説明
ヨーロッパの異国趣味
19世紀ヨーロッパでは何度か異国趣味のブームがありました。スフィンクスやヒエログリフなどのエジプト風デザインを取り入れた調度品や卓上小物なども貴族たちの間で流行っていたようです。
向かいあう2頭のスフィンクスには翼が生えていますが、中央のスカラベから伸びた翼のようにも見えます。また、エジプトのスフィンクスは雄ですが、こちらはギリシャのスフィンクスのように雌になっています。異国趣味を十分楽しんでいただけると思います。鏡の後ろ部分が開いて、写真やカードなどを差し込むことができるようになっています。