説明
考古学への扉を大きく開いた石板
ナポレオンのエジプト遠征時に発見された石板です。 マケドニア人とギリシャ人の王朝時代に作られたこの碑文には、同じ文章がヒエログリフ(古代エジプト聖刻文字)、デモティック(古代エジプト民衆文字)、ギリシャ語で綴られています。エジプト人ではないプトレマイオス5世の名が解読の最初のきっかけになりました。ドゥ・サシ、トーマス・ヤング等が解読に取り組み、ジャン=フランソワ・シャンポリオンが最後の鍵を開けたのでした。発見から23年が経っていました。
大英博物館のオリジナルは縦114cm、横72cm、厚さ30cmの花崗閃緑岩です。エジプト考古学への扉を大きく開いた石板のレプリカはお部屋の格を上げてくれることでしょう。背面に壁掛け用の金具がついています。ギリシャ語の列の傷はオリジナルを再現したものです。箱が傷んでいます。ご了承ください。